翠露 純米吟醸 雄町 壱度火入れ 新発売

翠露 純米吟醸 雄町 壱度火入が誕生しました
<酒造好適米 雄町について>
雄町は優秀な酒造好適米として各地で交配種として使用されています。
山田錦や五百万石などの優良品種の親米で、現存する酒造好適米の約2/3の品種は
雄町の系統を引き継いでいます。

大粒で心白が大きく軟質で、昭和初期には品評会で上位入賞するには雄町米で醸した吟醸酒でなければ不可能とまで言われていましたが、丈が1.8mと他品種に比べて高いため台風に弱く、病虫害にも弱かったため、栽培に手間がかかり難しいため次第に生産量が減少。 雄町を改良した品種である山田錦に取って代わられました。

昭和40年代には、栽培面積がわずか6haに落ち込むなど絶滅の危機を迎えましたが、岡山県の酒造メーカーを中心にしたグループが栽培を復活させ、雄町を使用した清酒が再び生産されるようになりました。これらの清酒が評価を受け多くのコンクールで最高金賞を受賞、近年は入手の難しい好適米と言われています。また雄町の9割は岡山県産で、岡山県もその栽培やイベントに注力しています。オマチスト(雄町を好む愛飲家)という言葉も生まれ今年注目の雄町です。

*翠露 雄町 純米吟醸 壱度火入
原料米    : 全量 岡山県産 雄町
アルコール  : 16度
日本酒度   : +3
酸度     : 1.5
小売希望価格 : 1.8L   3,000円(税別)
         720ml   1,500円(税別)

華やかな果実系の香り、爽やかで、やや辛口の喉ごし、岡山県産米『雄町』の旨味が詰まったお酒です。

雄町 壱度火入れ