舞姫message(30) <昨年の清酒出荷数量は?長野県頑張る>

<昨年の清酒出荷数量は?長野県頑張る!>
 日本酒造組合中央会から昨年の清酒出荷数量が発表されました。
前半は好調に推移していたものの秋から急降下し、前年比2.5%減の53万6,634KL(297万4,689石)となりました。業界以外の方には、何ともわかりにくい数字ですが、最高時の3分の1以下。実質21年間マイナスが続きます。ただ純米酒、吟醸酒は大きく伸びており、全体の2割を超えました。これは若い世代や女性の方が、日本酒に関心をもち、「酔う酒」から「楽しむ酒」に変わって来たことが大きな要因だと思われます。県別の出荷数量上位を見ますと1位・兵庫、2位・京都、3位・新潟、4位・秋田、5位・埼玉となり、我が長野県は9位でした。上位10県の中で前年を超えたのは長野県だけ、このことは、大変嬉しいことですが、「真田丸の効果!」と言われないようにしなければなりません。
長野県の各蔵元は、今年も頑張ります。
 舞姫蔵は、10月下旬から始まった酒造りも近々「甑倒し」を迎えます。
【甑倒し(こしきたおし):酒造りの主原料の米を蒸す桶のことを甑(こしき)と呼びますが、甑を使わなくなった、仕込みを終了したということ
 「もっともっと旨い酒を・長野県産に拘って!」そんな想いで、究極の純米吟醸酒を目指して醸したお酒が「翠露 純米吟醸・オール長野55」です。
原料米は、麻績村(おみ村)、安曇野の「はぜかけ米」(天日乾燥米)美山錦を全量使用、55%まで精米しました。酵母は、アルプス酵母、仕込み水は、霧ヶ峰高原の清冽な伏流水です。
本日上槽、一度火入れで3月9日から限定出荷致します

<お待たせしました。3月25日・上諏訪街道「春の呑み歩き」開催です>
 2月28日現在チケットは後630枚を残すだけとなりました。(2500枚限定)
これまでに、前回の反省も踏まえ、何度も会議を行い、いかに安全に、いかに喜んで頂けるかを検討して参りました。その中でいつも問題になるのは、「近隣の方に多大な迷惑をかけている」ということです。庭の中に入る。玄関先に座り込む、等々。また横断歩道のないところでの道路横断、信号無視は絶対やめましょう。万が一交通事故があると困りますので、ガードマンの増員、配置にも気を配っています。
「日本酒は百薬の長」とは言え飲み過ぎは、逆効果。くれぐれもご注意を。
天気にも恵まれ、思い出に残る一日になってほしいと願っています。
 舞姫では、今回初めて有料試飲(28年全国新酒鑑評会金賞受賞酒)を行います。兵庫県産山田錦を39%まで精米し、旨さ、甘さ、果実香、やさしさを感じる至高の純米大吟醸酒。
数量限定ですのでなくなった場合はゴメンナサイ、ご容赦願います。

*舞姫が参加する3月のイベント
① 3月17日(金)八王子サザンラウンジにて、「髙尾の天狗」新酒お披露目会
② 3月18日(土)京王高尾山口 マルシェにて、「髙尾の天狗」広告&販売
③ 3月25日(土)上諏訪街道 「春の吞み歩き」
注:①、②はHachi-Project&TOKYO(はちぷろ)」主催

<文責:塚本>