舞姫message(1) 【正月料理の一番人気は「雑煮」と「日本酒」】

【正月料理の一番人気は「雑煮」と「日本酒」】
全国農業協同組合中央会(JA全中)がインターネットで実施した「正月に食べる料理とお酒の調査」で、料理では7割の人が「雑煮」と答えました。
正月に飲みたいアルコール飲料では、日本酒が44.9%でトップ、ビールが29%、シャンパン、スパークリングワインが9.8%、ワイン6%、焼酎4.4%という結果でした。
日本酒復権のきざしでしょうか。
調査対象は20代から60代、嬉しい数字ではありますが、これからも健康志向の高まり、少子高齢化が更に進む中で「美味しいものを少し」という消費傾向は続くことになります。この44.9%という数字が1年中続くためにも、酒蔵は「消費者視点の美味しいお酒」を醸す責任があります。
「初心 忘るべからず」真面目な酒造りを行って参ります。

1月11日は「鏡開き」です。正月(歳神)やに供えた鏡餅を下げて食べる、日本年中行事であり、神仏に感謝し、またその供えられたものを頂いて無病息災などを祈って、汁粉雑煮などで食すとされます。歳の神へのお供えが松の内(1月7日)で終わり、その後11日が鏡開きとされました(もともとは20日)。「鏡は円満」を「開きは末広がり」を意味していますが、鏡餅には歳神様の霊力が宿っており、それを食べることにより「新しい生命を頂ける」とも言われています。
正月気分もここまで、これからは、「気持ちを切り替え仕事に取り組むぞ」という区切りの日なのかもしれません。

祝宴などで行われる菰樽の「鏡開き」は上蓋が鏡と言われたことからが由来とのこと。新年の鏡開きと意味合いは同じく、祝酒でこれからの「無病息災」や「開運多幸」を祈ります。
(鏡割りの「割り」は忌語ですので「開き」「抜き」が良いようです)
今年も多くの「鏡開き」が行われることを祈念したいと思います。

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以上